Sustainable & Eco
競技に全く出ないのに、少し前までQuiksilverのトップライダーだったCraig Anderson。私は以前からJJFとGabと合わせた3人が、これから出てくる"新"御三家だと勝手に決めつけていた。それ程までに個性豊かでとても魅力的、大好きなフリーサーファーだ。
そんな彼の乗るHayden Cox (HaydenShapes)作の"Hypto Krypto"。このボードに乗る友人は結構周りに多く、やはりライダーとしてのCraigの実力、人気の高さをも物語っていると思う。何の変哲もないデザインなのだが、友人達はなぜか口をそろえて皆絶賛する。ある板マニアの友人の言葉を借りるならば「いろ~んな美味いものをさんざん味わってきた挙句、お茶漬けが一番だ!そう感じる様なボードだね。」なのだと。
さて、そんな気になるHypto Kryptoも桐バージョンの登場か?! と思ったがディケールはパロディであり、Steve Hannという人の作品だった。InstagramでHaydenも「いいね!」をしているから知人なのだろう。
それにしても最近では特に天然素材をまとったサーフボードを多く目にする様になった。
King Ke11yがFirewireの筆頭株主になる決心をした理由には、環境負荷を与えないエコボード製作に熱心な会社だったからだと聞いた。
いち早く天然素材を用いたサーフボードの量産化に成功したFirewireの"TIMBER TEK"。エコ木材を使ったデッキスキンとファイバーグラスを使用しないことにより、ボードに関わる炭素排出量をも減少させることができる。フレックス特性全てを備えながらも超軽量で耐久性があり、見た目とは裏腹に最先端のハイパフォーマンスボードだと謳っている。
私もかなり前から天然素材を使用したモノに乗っているが確かにしなやかで軽量、またそれ以上にやすらぎを覚えるボードでもある。ん~~~ジイさんに優しい。