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Bio-mimicry


バイオミミクリー(模倣生物)とは、生物の機能を模倣することで新しい技術を生み出す学問のこと。

コンケイヴが盛んに施されている昨今、EPSなど素材実質による浮力以外にサーフボードが更に速く加速する為にはどうしたら良いのだろう。

クルマのドアハンドルをフラットにしたりモールディングを外しスムージング、凹凸の無いツルっとしたフラッシュサーフェイス、一般的には面一状態が最も抵抗が抑えられスピードアップにつながりそうだと考えられがち。

ところが実はその逆で凹凸を施した方が良い事もあるらしい。

固体壁面と液体との間には摩擦が生じているが、接水面上の流れ方向に微小寸法の溝を規則的に配列し、乱れの生成を抑制し、摩擦抵抗を低減させる方法がある。通称、鮫肌と言われ最近では 競泳用水着に使用されている。

電子顕微鏡で見たサメの肌

ランサーエボリューションのルーフ後端に装着されているボルテックスジェネレーター

ゴルフボール周辺で空気の小さな渦が発生している

懐かしいディンプルボトムは揚力を生むゴルフボールのソレからインスパイアされたのだろうか

現在のウェットスーツは分厚いネオプレン素材で自分の体温を閉じ込めて保温するとという方法。脂肪が体についてないラッコやカワウソやビーバーが冷たい水中でも大丈夫なのは何故か。

彼らの体を覆っている毛皮の中に空気を閉じ込めて断熱効果を作り出している事に着目し、MITの研究者達がそんな動物たちの毛皮を参考に開発しているウェットスーツの新素材。

Eat Sleep Surf!
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